2005年07月02日
身体改造写真展
奇跡的に最終日に行くことができました。
友人が家族プレイをするというので、
赤子を快く預かってくれたおかげです。
どうもありがとうございました。
おかげさまで、堪能することができました。
当の写真展は、なかなか賑わっておりました。
入場料500円を支払うと、
缶バッチとポストカードをいただきました。
バッチはスマイルマークなんですが、
縫合痕とインプラントを埋め込んだ皮膚のモチーフです。
インプラントが眼、縫合部分が口でした。
ポストカードは、額に生理食塩水をたっぷり注入した
人間のポートレート。
画像をアップしようと思ったのですが、
グロいのでやめておきます。
額にドーナッツを埋め込んだ様子を想像してください。
写真十数点と、ビデオの上映をしていました。
写真の内容は、
・ハートマークに切り取られた皮膚付の肉
・蛇のように二枚に分かれた舌
・うろこ模様の刺青を入れたトカゲ男
・ナイロン様の髭を埋め込んだ猫娘
・皮膚を傷つけて模様を描くカッティング
・白目に入れた金属の星マーク
・ケロイド状にな
・・・他にもたくさんあるのですが、
読んでる方はもうお腹いっぱいだと思いますので、
やめておきます。
ビデオは、初日のイベントで、
この写真家ののDNAを残し、将来クローン人間を作るという目的で、
頭皮を切り取っていたパフォーマンスの映像でした。
このために、身体改造界で有名なフランス人の方を
お招きしたそうです。
そのビデオを見ていると、今回の主催者のケロッピー前田さんが、ビールを持って話しかけてきました。
「今日は最終日なんで、ビール振舞ってます。どうぞ」
額に2本の線状の傷跡がありますが、
上映しているビデオは、ちょうどその部分を切っているところです。
ビールを飲みながら、
麻酔なしの手術を見る経験は、生まれて初めてです。
前田さんに、写真についての質問をしましたが、
インプラントを埋め込んだ風貌とは裏腹に、
気軽に答えてくださる温和な方でした。
その前田さんの座っていた席の後ろには、
ホムンクルスの作者、山本英夫氏と、
スピリッツ編集部からのお祝いの花が飾られていました。
トレパネーションも、前田さん絡みだったんですね。
ここに来るまでは、全身タトゥーやボディピアスの方しかいなかったら
どうしようかと不安でしたが、
いわゆる外見の一般的な方が多かったです。
わたくしも、一時期タトゥーを入れたいと思って、
お店に入ったことがあります。
しかし、腰に刺青作製真っ最中の女の子が、
涙を流して呻いている様子を見て、
そのまま180°回転して、スタスタと店を後にしました。
若気の至りです。
この写真展を見て、
刺青やピアスはまだまだかわいいものだと思えるようになりました。