2004年07月01日
スパイダーマン2
今日初日のスパイダーマン2を見てきました。
わたくしハリウッド映画は嫌いです。
特にアメリカが世界を救うものや
日本文化をおちょくってるとしか思えない映画は大嫌いです。
アクションものもあまり好きではありませんが、
暇だったので映画館へ行ってまいりました。
初日ということもあって、1時間前で残席は最前列のみ。
それでもいいからということで最前列のど真ん中の席を確保しました。
その席は本当にスクリーンの真ん前で、
首を斜め60度くらい傾斜させないと見えないのです。
これは非常に首が疲れます。
そして過剰サービスのキンキンに冷えた冷房。
フリース着たいくらい寒いです。
弱冷房という概念はこの国にはないようです。
そしてこの大画面を間近で見るのは、
目にもかなりの負担です。
チカチカします。
この3重苦を背負ったまま、
わたくしはスパイダーマン2を無事見終えることができるのでしょうか。
ビルの合間をすり抜け、飛び回るスパイダーマン。
目にも止まらぬ速さで動き回るスパイダーマン。
スピード感溢れるスパイダーマンは、
ジェットコースターに乗ってる錯覚を起こさせます。
乗り物酔いには人一倍弱いわたくしには
こんな拷問耐えられません。
ってことでスパイダーマンの出没シーンは、
全て目を瞑ってました。
だって酔いそうなんだもん。
体がフワーッて浮いた感じになるんだもん。
おかげで見たシーンといえば、
スパイダーマンになる前の主人公のドジを強調するシーンばかり。
・ピザ屋を首になる
・大学で人にぶつかり本を落とす。それを取ろうとして、人に踏まれる。蹴られる
・洗濯したスパイダーマンの衣装が色落ちして、他の白物に色がつく
・大事な芝居を見損ねる
こんなんばっかしです。
これじゃあダサくてトロい駄目男の踏んだり蹴ったり道中記です。
ストーリーがさっぱりわかりません。
50分後。
吐き気と頭痛を催し、席を立ちました。
スパイダーマン酔いをしてしまいました。
しばらく映画館は行く気が起こりません。
興行収入の歴史を塗り替える大ヒット映画をこういう風に観る人もいるんですね。
払ったチケット代のほとんどの部分はあなたが目を覆った部分ですよw
Posted on 2004.07.10 4:23 PM by 3 流し目茂雄