2004年06月10日
やけに青い服が・・・
ふと気がつくと車内には青い服の人々がたくさんいました。
隣にもそのまた隣にも。
これは新横浜で見た王国バッジをつけてた大集団を見て以来の
同類の大群でした。(そこまで多くはなかったが)
よく見ると普通の青い服ではなく、
ユニフォームを着ています。
あー。サッカーだ。
今日はサッカーだったんですね。
そういえばさっきどこかのTVでサッカー中継やってました。
わたくし玉蹴りはよく存じ上げませんので、
興味はないのですが、一応結果が気になりました。
勝ち負けくらいは知っといても罰は当たらないでしょう。
日本人だし。
日本食が好きだし。
年金払ってるし。
年末調整返ってきたし。
めまいするし。
つーか9階から飛び降りて助かるんだ。
人間ってすげえ。
さてさて、どうにもこうにも結果が気になったので、
隣の青いユニフォームの方に声をかけてみました。
「すみません」
「っはい!」
ユニフォームびっくりしてます。
東京では見知らぬ人が声をかけるのは
あまりない光景のようです。
突然のことに戸惑っておられます。
まるでトイレの鍵かけ忘れて開けられちゃった時の
戸惑いと悔しさとせつなさと心強さと。
「今日の試合どっちが勝ったんですか?」
「あ・・・。日本です」
「何対何だったんですか?」
「7-0です」
ユニフォーム、快く教えてくれました。
良い人です。
きっと同じサッカーファンで、
残念ながら今日は仕事の都合で試合見れなかったけど、
応援してたんだね。
でも大丈夫。
僕達が応援してたから日本は大勝したよ。
ニッポン!(パパパン)
ニッポン!(パパパン)
ニッポン!(パパパン)
・・・そう思いながら教えてくれたのでしょうか。
ごめんなさい。
ただ勝ち負けが気になっただけなんです。
サッカー知らないんです。
そもそも何人でやるんですか?
つーか何でヨーロッパみたいにフットボールって言わないんだ?
あー。
アメリカだとフットボールってアメフトを指すもんね。
だからか。
アメリカナイズされてんな。日本。
思考はこんな感じでしたが、
とりあえず去り際に「ありがとうございました」と
微笑みながらお礼を述べ、電車を降りました。