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2004年06月09日

SM料理法

ある日のメッセンジャーの会話です。
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kazuya(以下略) 「とりはむ???うぅ、おいしそうだ」
まり(鳥はむ仕込み中)(以下略) 「鳥はむ。うまいらしい。初めて挑戦してます、明日できる予定」
「すごいっすねぇ」
「簡単なのよそれが」
「料理、得意なんだ?へぇ」
「おほほほほー」
「あははは。でた!おくさまわらい!」
「レシピいる?」
「うん!」
「チャンチャカチャカチャカチャンチャンチャ~ン。今日の料理です」
「はぁーい!」
「講師はサカイマリ先生においでいただきました。『こんにちは、前口上が長いのでとっとと始めます』」
「ぱちぱちぱち!」
「用意するもの:胸肉、塩、はちみつ、胡椒、ハーブ各種、以上です」
「ほい」
「まずは胸肉に蜂蜜をぬりたくる」
「ふむっふむ」
「胸肉一枚に大匙一杯が目安。このとき、」
「はい」
「ナインハーフを思い出してハァハァしないのがポイントです」
「っぶ」
「次に、」
「はい…」
「荒塩をすり込みます。これも大さじ1くらい」
「ういっす」
「少し大目でもかまいません。水戸泉並に塩を掴まないようにするのがポイントです」
「ぎゃはははは。はーい。気をつけます」
「次にこしょう、ハーブを塗りつけますが、」
「はい」
「ハーブは好みでブレンドしてください」
「りょうかい」
「バジル、オレガノ、ローズマリーなどがよろしいかと思われます」
「これはハーブMIXでも良いんですか?」
「かまいませんよ」
「はい」
「その方が手っ取り早いですね。そうしましたらジップロックに肉をいれ、空気を押し出し」
「はい」
「2日間冷蔵庫で寝かせます」
「なげーー」
「この間、我慢できずにあぶって食べないように」
「あはは」
「日ごろの忍耐力が物を言います」
「ですね」
「2日後」
「はい」
「鶏肉をタコ糸で整形し、ハム状に縛ります」
「ふむふむ」
「亀甲縛りでもかまいません」
「あは。いいですね。さすがSM淑女」
「お鍋にお湯をわかし、」
「はい」
「沸騰したら肉を入れます」
「茹でるんですか?」
「再沸騰したら火を止め、」
「はい」
「蓋をしてそのまま冷まします。4~6時間ほどです。夏場は冷蔵庫に入れるのがベストです」
「はい」
「あー」
「??」
「先生大事なことを忘れてました」
「なんですかぁ?」
「漬けてから2日後、」
「はい」
「まずは塩抜きをしないといけないのです。肉を30~1時間ほど」
「にゃるほど」
「流水に漬けて塩抜きをします。もしくは1.5%の塩水でむかえ塩でもよろしいです。
 これをしないとしょっぱいのです。」
「ふーむ」
「で、このあとゆでる、と」
「6時間後、プレイの終わった肉から糸をはずし、」
「わはははは。あくまでもプレイ」
「切ってみるとあら不思議。中はピンク色のハムができているのです」
「すげーー。サルモネラとかへいきなんですかねぇ?」
「塩漬けしてあるのと、長時間熱湯に浸かってるのとで生ではないそうです」
「ふむふむ」
「以上、今日の料理でした」
「ハードコアってことですね。いや、中身はピンク。うーん。淫靡で素敵だ」
「おいしいんだってー」
「すげー」
「時間はかかるけど、簡単だし」
「やってみよう!」
「明日が楽しみだ。それと、」
「はい」
「ゆでた時のスープはゴールデンスープと言いまして、」
「ほうほう」
「大変おいしゅうございます。捨てないように」
「黄金!」
「黄金」
「まさにSM!!」
「・・・・・・・・・・ほんとだ。考えてなかった。なるほど」
「味わい深そうだ!」
「ねー」
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アメリカと日本でこんなメッセをやっていました。