ただ今、お家でちまちまと小遣い稼ぎをしております。
締め切りはまだ先なんですが、
何としてでも今日中に終わらせなければならなくなってきました。
というのは、ドラクエ8が早くやりたいからです。

自宅から徒歩2分の所にあるBARで知り合った、
近所に住む（おそらく）ゲーム評論家の方がドラクエ8を買いました。
もちろん発売日に。
予定では、BARにTVとドラクエ8を持ち込んでプレイするという、
店側にしてみれば至極迷惑なイベントを開催する予定でございました。
しかし、後日店に行ってみると、イベントは中止になったとのこと。
代わりに、場所を別に移して、
これまた近所の陶芸教室にTVとドラクエ8を持ち込んでおりました。
そこで12時間ぶっ続けでプレイする輩もいたそうです。
そして評論家の方からメールが届きました。
「しばらくそこにゲームを置いておくので、ご自由にどうぞ」
行きたい。今すぐにでも行きたい。
陶芸教室に生徒がいても無の境地でやりたい。
メールを読んだ瞬間から、心ここにあらず。
そわそわ落ち着かない様子は、
まるで第二ボタンをもらう乙女の心境でございます。
それでもわたくしは、その天国への鍵を手にすることがことができません。
なぜなら締め切り付きのお仕事があるから。
ドラクエに手を出したら最後、先は見えています。
報われない恋とはこのことでしょう。
今のわたくしにできることと言えば、一日も早く仕事を片付けることでございます。
「これさえ終わればドラクエができる。3D酔いすると思うけどドラクエができる」
そう呪文のようにつぶやきながらPCに向かい、
あと2時間ほどで終了というところで、
お仕事の依頼人の方からメールが来ました。
「追加であと3本あるんですけど、時間があるならやりませんか？」
「もちろんやらせていただきます」
断ることは簡単でした。
しかし報酬という言葉に弱いわたくしは、勢いあまって引き受けてしまいました。
つーか速攻返信出してました。
馬鹿です。大馬鹿です。
自ら甘い蜜から遠ざかっていくこの人生を象徴するかのような選択。
救い様がありません。
そんなわたくしの元に評論家の方からメールが来ました。
「テレビごとセットでマリさんに貸しても良いですよ」
何という寛大な方なのでしょう。
たかだかBARで会った見ず知らずの女に、
カラーTV、PS2、ドラクエ8という三種の神器を貸してくださるなんて。
わたくし涙が止まりませんでした。
こうなったらもう、とっとと仕事を片付けるのに全てを賭けます。
二翻縛りは当たり前。
仕上がるまでお風呂も入りません。
外にも出ません。
という訳で実はこれを書いてる暇もないのですが、
どこかで書いておかないとダラダラ仕事をしそうなので、
公開ダイエットにしてみました。
頑張ります。