2013年12月07日
アメリカビール旅行・シアトル編
FBとツイッターでちょこちょこアップしておりましたが
アメリカに行ってまいりました。
一人で海外旅行は社会復帰後初です。
今回はクラフトビールの最先端を担うアメリカのビール事情に的を絞って、
ひたすらビールを飲むことを目的としました。
場所はシアトル、ポートランド、サンフランシスコ、サンディエゴ。
美術館や博物館、動物園、水族館の類の観光名所は一切禁止。
大好きなカバの尻を見ない。爬虫類館にも寄らない。絵画の一枚も観ない。
そんな時間がかかるものに行く暇があったらブルーパブに行きました。
アルコールへの渇望のために他の娯楽は一切見向きもせず、
ひたすらビールストイックの行動。
行ったのはビアパブ、醸造所、スーパー、本屋、墓場のみ。
よく頑張りました。特に肝臓と胃袋。
こんなに肝臓を愛しく思ったことはありませんでした。
ということで各地のビール情報及び食べ物情報をアップしてまいりますが、
当ブログでお馴染みの料理画像は少なめになっておりますのでご了承ください。
だってアメリカの食事って(ry
そして備忘録も兼ねてビールの感想も書き連ねます。
興味のない方は読み飛ばしてください。
シアトル着2時間後、早速飲みに出かけました
シアトル一軒目はRock Bottomです。
全米各地で展開するブルーパブです。
サンプラーサイズで飲むことに。$6
左からケルシュ。ホワイトエール。IPA。レッドエール。
スタウト。パンプキンエール。
ドイツのケルンのビール、ケルシュがあることに驚いたのですが、
これ以降もケルシュをあちこちで見かけました。
アメリカでケルシュはメジャーなスタイルのようです。
でもケルシュは味わいが淡白すぎてわたくしにはまだその魅力がわかりません。
例えるなら、ギムナジウムで純粋培養された線の細い男子みたいなんですわ。
いや、その萩尾望都先生や竹宮恵子先生の世界は大好きなんですけど、
脇を固めるちょい悪な登場人物の方に惹かれる傾向にあるため、
取っ付きにくいのにいつの間にか癖になるIPAとかの方が相性が合うのです。
ざっとコメント。
パンプキンは薄い琥珀色。シナモンフレーバー。
ハロウィン前に出す季節物のビール。
かぼちゃの味はよくわからず。
スタウトはコーヒーフレーバー。
かなりダーク。
ホワイトエールはオレンジピールとコリアンダーを仕様。
時間が経つと味わいが薄まる。
レッドエールは赤銅色。
ホッピーで美味しい。
IPAはかなりIBUは高いと思う。
美味いね。
少ない量であれこれ飲めるサンプラーサイズを用意しているお店が多いので、
独り飲み歩き派としては大変ありがたいです。
今回のアメリカ旅行ではお世話になりました。
つまみはナチョス
つまみにナチョスを頼みましたら、
店員さんの「おめーはハーフサイズにしとけ」というアドバイスどおりにしてみたら、
直径30cmの皿に山盛りナチョスがやってきました。
これでハーフならば通常サイズはどんだけてんこ盛りなのかしら。
この後ナチョスと格闘していたら○唐が絡んできてゲームの相手をしたりと
面倒になったので早々に退散。
金持ちの毛○でしたが奢ってくれませんでした。ちっ。
気を取り直してTHE PIKE
またまたサンプラー。$11
手前左からPike Naughty Nellie,Pike Pale Ale,Pike IPA,
奥左からPike Kilt Lifter,Pike XXXXX,Pike Monk’s Uncle です。
・Pike Naughty Nellie
オーガニックゴールデンエール。
多くの性的魅力を兼ね備えたとか書いてある。
苦い。
・Pike Pale Ale
ペールエールなのにフルボディ。アンバーエールみたい。
でもってモルティ。
・Pike IPA
IPAらしいホップの効き具合。
『300 beers to try before you die』にも載ってる。
・Pike Kilt Lifter
スコッチエール。
スコッチエールが苦手なのでコメントなし。
・Pike XXXXX
エクストラスタウト。
ロースト香強し。苦い。IBUはIPAよりも高い。
・Pike Monk’s Uncle
ベルジャントリペル。
わたくしの大好物のスタイル。
マンゴーのようなフルーティーな香りがたまらん。
フルボディ、ハイアルコール9%。
うめーうめー。
THE PIKEは毎日11時から飲めるのよ
シアトル2日目。1軒目はBrouwer’s Cafe
こちらも11時から飲めます。
午前中からビールが飲めるなんてアメリカっていい国ですよね。
ええ、昔から大好きでした。アメリカ。
こちらは64TAPにボトルは300以上。
このTAP数は日本では中々お目にかかれません。
ベルギービールとシアトルを中心としたアメリカのビールの他にも、
ドイツ、イギリス、スウェーデンもありました。
残念ながらサンプラーはありませんでした。
Fremont Trifecta IPA
地元シアトルのビールです。
褐色でホッピーなIPA。うまい!
Elysian Dry Fly Bbi-Aged Dragonstooth Stout
こちらもシアトルのビールで泡立ちがきめ細かく滑らかなスタウトです。
Al度数は7.45%とやや高めのミディアムボディ。
ガーゴイルがいるよ
天井には蜘蛛
店内はスタイリッシュな軽めのゴシックです。
1階の壁沿いに2階へと続く階段があり、
壁2階はをぐるりと囲むような構造で完全な吹き抜けになっています。
天井が高いから混雑していても窮屈と感じなさそうです。
お次はHALE’s ALES
左からケルシュ。ヴァイツェン。ペールエール。マングースIPA。ビッグアンバー
5 oz.のテイスターサイズをあれこれ注文してみました。
1杯$1.35!
ケルシュはやや濁り、草のような香り。
ヴァイツェンはどえらい濁りっぷりで、まるで無濾過のリンゴの絞り汁みたいでした。
かなりイースティ、酵母臭い。
はっきりいってまずい。こんなもん出すなというレベルです。
こんなひどいビールをよく出すなあ。びっくらこきました。
ペールエールはクリアで適度なホッピーさ。まあ普通。
IPAはやや濁りあり。IPAの割りに苦味が少なくぼんやりした印象。
アンバーは酸味あり。でもまあ飲めるよ。この中では。
こちらはビールの味もひどかったけど接客も残念なものでした。
店内は広くて子供の遊べるスペースもあるくらいですから、
休日は家族連れで賑わったりするのでしょうけど。
うーむ。
気を取り直してお次はPEDDLER BREWING
美味しいビールを飲むぞー、口を清めるよーとドアを開けようとしたら休みでした。
ガーン。
口がまずいビールで穢れたままとなりました。
ここのビールは是非飲んでみてかったのですが次回に持ち越しです。
ちなみにこちらのテイスティングルームは食べ物の持ち込みOKです。
スーパーのビール売り場。通常は1/2ダースで販売
Lagunitasも大好き
DOGFISH HEADやSierranevadaが普通に売ってるって羨ましいです。
レフトハンドのミルクスタウトもありますね。
いいなあ。いいなあ。
ハロウィン前日のスーパーではこんな飾り付けが。ラグニタスだよ
オーガニックスーパーの野菜の美味そうなことといったら
夜のハンマリングマン
シアトル美術館の前にいる作品です。
昼間はひたすらビールを飲み歩いていたので、
夜中にしか観れませんでした。
ブルース・リーの墓参りに行く途中
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